Archive for the ‘Google’ Category

ChromeブラウザのSSL化必須の流れと、SEO対策の関連性とは?

2018-02-05

■グーグルクロームにおけるSSL化必須の流れ

SSL(https://www.○○○.jp)をご存知の方も多いかもしれませんが、10月からGoogle Chromeで、入力フォームを送信するようなページで、SSL化がされていない場合、
『警告の表示』がされるようになりました。

グーグルの公式アナウンスですが、Chrome(クローム)のセキュリティチームマネージャーであるEmily Schechter氏は、「Webユーザーが、サイト内で入力する、あらゆるタイプのデータが、インターネット上で、第三者がアクセスできるものであってはならない為、クロームのバージョン62からは、ユーザーがhttpサイトにデータを入力しようとする時に、Not secureという警告が表示されるようになる」と述べています。

少し以前のChrome56でhttp接続時に、セキュリティ警告されるのは、例えばECサイトなどのクレジットカード番号などが存在するページに、あくまで限定されていました。
要するに、より高いセキュリティが要求される場合にだけに、その警告が表示されるだけでした。

しかしながら、2017年10月度のクロームのバージョン62では、入力フォームの存在する
全てのページが対象となりました!

■日本でのグーグルクロームのシェア率とSSL化の推進の流れ

Google Chromeは、日本国内でシェア率がなんと約30%と、最も使われているブラウザですので、もし、まだssl化されていない該当ページが、Webサイト内にあるようでしたら早急に対応する必要があります。

ご自身が運営されているWebサイトを置いてあるサーバ会社で、SSLの導入を勧められている方も多いでしょう。サーバ会社によっては有料のsslの他にも、最近では、無料のsslも積極的に勧めている、非常に対応が良いサーバ会社もあります。

ちなみに、無料のSSL証明書で代表的な例でいえば、アメリカの非営利団体であるISRG(Internet Security Research Group)が運営する無料のSSLサーバー証明書『Let’s Encrypt』が有名です。

この他にも幾つかあるのでご自身で調べてみるのも良いですし、もし無料のSSLサーバー証明書が不安な方は、各サーバ会社が推奨する有料のsslでも良いでしょう。
年間数千円~数十万のものまで様々です。スマホブラウザのカバー率などを、導入検討の際に考慮に入れると良いです。

■日本でのグーグルChromeのシェア率とSSL化の推進の流れ

検索エンジンのseo対策においても、今後このSSL化されているサイトか、否かが、上位表示の評価に与える影響は大きいとされていますので、その観点からも早急に確認と対応を進めた方が良いです。

なぜなら、現在は、入力フォームを送信するページが警告対象ですが、近い将来的にはサイト内の全てのページにおいて、httpsになっていないと警告表示されることになる可能性があると言われています。

個人や企業に関わらず、今までのhttp接続による盗聴や漏えい、改ざんなどのリスクと問題は、Webサイトを検索して閲覧する上で、健全であるとは言えず、昔から改善すべき課題であるとGoogleが意思表示しているものと思われます。

同業種のライバル会社よりも、先に全ページSSL化を実現させることが、弊社のseo成果報酬サービスにおいても強く推奨している内部対策の非常に重要な要素となっています。
もし、SSLをサイトに導入するにあたって、サーバ会社の選定や、有料のSSL証明書について詳しくお聞きになりたい方は、お気軽に当社までご相談ください。

最新のSEO対策(後編:モバイル用のインデックスの導入2018年?~)

2017-09-20

モバイルファーストインデックス』導入される前に、やった事が良いこと!

 

“今のうちに意識的にチェックや、行っていった方が良い事”

 

■スマホページのコンテンツ量

→ スマホ独自のコンテンツがもし少ない場合は、PCページと同程度にすることが望ましいです。

もし、自社サイトが、モバイルページのコンテンツをPCページに比べて大きく削っているような場合では、MFI実装後に順位が多少下落してしまう可能性があります。

この場合は、モバイルページであっても、PCページと同等レベルのコンテンツが提供できるよう改善を進めておくことがおすすめです。

 尚、自社サイトが既にレスポンシブ化(サイト内容が、どのデバイスで見ても基本的には同じで、表示が最適化されている)のであれば、この課題も全く問題はないです。

 

 

■表示速度の改善

→ スマホで見た場合に、素早く表示できることが望ましいです。

PC主体の時代はサイト表示速度が、順位評価にそれ程の影響を与えていませんでしたが、特に動画が多いページに関しては、MFI実装後に、スマホで見た場合に素早く表示できるように改善しておくと良いです。

 

尚、表示速度の改善には、AMPが注目されています。モバイル端末表示を高速化するAMP(Accelerated Mobile Pages)とは、GoogleとTwitterで共同開発しているフレームワーク(AMP HTML)です。ですので、これを利用するのも一つの手です。

 

通常、ウェブページにアクセスするとき、リンクをクリックしてからHTMLを読み込み、ページを表示するため、その分時間がかかってしまいます。一方AMPでは、ウェブページのHTMLをあらかじめGoogleあるいはTwitter側でキャッシュすることで、読み込む分の時間を大幅に削減する仕組みとなっています。

 

※ただ、AMPに対応する場合、高速化の代償として、JavaScriptや、一部の広告タグの使用が制限されてしまう状態にあります。この問題を解決するためGoogleは現在さらに開発を進めてはいます。

といえます。

 

最新のSEO対策(中編:モバイル用のインデックスの導入2018年?~)

2017-09-20

モバイルファーストインデックス』に向けての対策

 

“今までも、そしてこれからも変わらない重要な主な事 PC向けページで行っていた対策が、今後のMFI実装後以降も重要であることは変わりありません!”

 

 ■タイトルやメタタグ関連の最適化

→ タイトル(title)やメタ関連(meta)に、そのページ関する具体的な内容を端的に含ませる。

Google側のクローラーが認識しやすいように、モバイル向けのページであっても、今までのPC向けのページと同じように適切な内容を含ませることが重要です。

 

■画像のalt属性の最適化、画像の解像度

→ 画像のalt属性に、そのページや画像に関することを端的に含ませる。

Google側のクローラーが認識しやすいように、モバイル向けのページであっても、今までのPC向けのページと同じように適切な内容を含ませることが重要です。また、Googleの画像認識の精度が向上しているからこそ、解像度はある程度高い画像を意識的に使用していくことが望ましいです。 

 

 ■コンテンツの充実

→ Google側のクローラーが認識、順位評価していくうえで、コンテンツを充実させていくことが非常に重要です。


(1)オリジナルコンテンツ(例:自社商品の特徴の詳細、自社サービスの利点、お客様の声など)

(2)初心者にも分かりやすい説明文(例:○○とは?○○について)等々を、丁寧に継続的に作り込んでいくことが重要といえます。

 

最新のSEO対策(前篇:モバイル用のインデックスの導入2018年?~)

2017-09-20

近い将来、『モバイルファーストインデックス』(MFI)へ移行していく流れにあります!

 

■現状→ PC向けページの評価が検索結果のランキングに主に用いられています。

例えば、スマホからのモバイル検索であったとしても、基本的には、PC向けページの評価を基準にしてできあがった検索結果が表示されています。(多少は、モバイルフレンドリーの評価も加わって、モバイル独自の検索結果にはなっています)

 

 ■MFI導入後→ モバイル用のインデックスが導入される予定です。

尚、一部の見解では、PCからの検索であったとしても、モバイル向けページの評価を基準にした検索結果が表示されるのではないかと囁かれていますが、様々な問題も絡んでいるので、具体的な事に関しては明確ではありません。尚、2017年度中に導入される予定でしたが、現時点ではまだです。おそらく2018年からではないかと予想はされてはいます。 

 

当初の予定から延期されている一因として、GoogleはMFI導入にあたって「クオリティーニュートラル」な実装を目指していることが挙げられます。 クオリティーニュートラルとは、MFI実装後も現在の検索順位を、それ程は大きく変えないことです。

 

もし、インデックスがモバイルページ主体になると、PCと比べて被リンクの数が少なくなってしまうことや、モバイルページはPCページと比べて現時点でコンテンツが少ないケースが多いなどの理由で、ページ評価ひいては検索順位が、いきなり大きく変わってしまう危険性があるからです。

こうしたことを勘案して、MFI実装もあまり順位が変わらないようにGoogle内部で調整を行っていることが、MFI実装が遅れている要因の1つと言われています。

GoogleのAI検索エンジン 最新のRankBrainとは?

2017-09-15

皆さんは、『ジョン・ジャナンドレア』という人物を知っていますか?

もし彼の名前を知っている人は、相当なGoogle通か、もしくはAIや検索システムに関するテクノロジーに詳しい方かと思います。

彼は、グーグルの人工知能(AI)部門の統括責任者でり、かつ、検索エンジン関連の責任者を兼任している、スーパーすごい人とだけ言っておきましょう!

 

なぜ、AI部門と検索エンジン部門の責任者が一緒なのかは、人工知能を利用したテクノロジーが、Googleの基盤の今、そして未来を支えていることに他なりません。

 

2015年にGoogleは、RankBrain(ランクブレイン)が使っていると発表しています。これを簡単に言いますと、『検索ユーザーが、何をどういった目的で、探しているのかを、自動的に学習&予測し、そして、そのユーザーが求めている最適なコンテンツを導きやすくる。』新しいAIを利用したアルゴリズムです。

 

具体的な例でいえば、昔の検索エンジンであれば、例えば検索窓に、『CM 車の歌 かっこいい』と入力して検索しても、検索ユーザーが考えて探している情報を、的確に検索上位に表示できませんでした。

しかしながら、本日現在2017年においては、同じ『CM 車の歌 かっこいい』で検索すると、ホンダ(HONDA)のSuchmos(サチモス)の『STAY TUNE』と、的確に上位に表示して返してくれます!

cmのメーカー名や、曲のフレーズ、頭文字なども必要ありません。これってすごいですよね!ほとんどのユーザーにとって、これが求めていた検索結果になると思います。

 

Googleが特に注力しているAI技術の根幹となっているのが、『ディープランニング(深層学習)』ですが、これは、データの価値判断基準やそのルールをコンピュータ自体が自動的に作れるのが特徴です。

この基礎的な考えは昔からありましたが、コンピュータの演算性能、特に近年のGPU性能の飛躍的な向上により、理論から実用できるレベルに移行しています。ちなみにGoogleの場合ですが、1秒間に数百万もの検索クエリの大規模処理を、行っています。

ちなみに、Googleだけではなく、色々な分野で既に実務レベルで使われ始めています。皆さんの生活や仕事現場でも、すぐ近い将来より身近になってくることでしょう。但し、ディープランニングは、非常に賢いですが、但しまだまだ万能とはいえない状態であることも付け加えておきます。

 

さて、皆さんが気になる、検索エンジン(SEO)対策も大きく変わるかというと、そうではなく、今で通り、ユーザーにとって価値のある情報を提供することを重要視して大切にサイトを育ていく、つまりコンテンツを充実していけば、新しい検索AIのアルゴリズムも特に気にすることはありません。『求めている人に、価値のある情報を!』忘れないでくださいね。

Googleのペンギンアップデート4.0のアナウンス

2016-09-26

アメリカのGoogle は、現地時間の2016年9月23日に、検索エンジンのペンギンアップデート4.0を発表しました。

今回のアルゴリズムの変更点は、以前のペンギンアップデートと同じですが、主に、Webスパムページの対策を目的とした、検索アルゴリズムの変更です。

グーグルによると、ペンギンアップデート4.0の、さらに大きな変更点は次の2点です。細かく見ていきましょう。

 

(1)ペンギンの検索アルゴリズムは、既にあるコアアルゴリズムに統合されることになり、今までと違って、今後はリアルタイムにペンギンが適用されるようになります。

これにより、Google のアルゴリズムは、リアルタイムにそのシグナルを評価して、検索結果の表示にそのデータを迅速に反映させることになります。

つまり、Googleのクローラーが、Webサイト内の各ページをクロールして、再インデックスしたそのタイミングで即時に検索結果に反映されるようになります。

そして、リアルタイムに反映されるようになる事によって、今までのメジャー系やマイナー系のペンギンアップデートの全てのアナウンスをする必要がなくなるため、Google側は今後、ペンギンの都度の公式発表は行わない予定とってなっています。

尚、ペンギン以外の、大規模なアップデートはこの限りでないので、また違った仕様変更があれば、公式アナウンスの可能性もあります。

 

 

(2)ペンギンのアルゴリズムが、Googleのコアアルゴリズムに直接組み込まることによって、より迅速かつ、きめ細かく動作するようになります。今までは、Webサイト全体に適用されていたペンギン仕様も、今後はページが更新されるタイミングで、そのスパムのシグナルを判定して、検索エンジン表示のランキングが調整されるようになります。

よって、今後は該当するページやディレクトリごとのコンテンツの充実度、そしてそれに対する被リンクのマッチング度がより重要視されるようになってきます。

ペンギン自体、グーグルの200以上ある検索結果判定のアルゴリズムの一つでしかありませんが、大きな役割をになっているのは間違いありません。

今後はより、内部対策=コンテンツの充実、そして関連性のあるサイトやページ単位からの被リンク対策が求めれる時代になってきたと言えます。

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